西海岸を代表する若手ギャングスタ・ラッパーのYGがアメリカのメディアComplexに登場し彼のスニーカー愛について語っている。
YGは以前Tyler, the CreatorのブランドGolf Wangのファッションショーに来場した際に、履いていたTomsのスリッポンについて聞かれ「どこかで見かけて気になったんだ。おれはいつも他人と違うことをしてトレンドを作っているからな。Tomsはおれが刑務所で履いていた靴と似ているんけど、おれは気に入ったよ、なんか鳥みたいだろ。それでTylerのショーに履いていったらネットで話題になったよ。でも今のところTomsから、おれのところには何の連絡もきてないよ」と語る。
YGさん(@yg)が投稿した写真 -
また故郷コンプトンで高い人気をほこるNikeのスニーカーCortezが、どれだけ重要かと聞かれたYGは「西海岸のカルチャーの一部だな、子供の時からCortezを履いてきたし、これからもずっと履き続けるだろう。おれがする全てのことはストリートと関係があることなんだ。ファッション業界に入ったとしても、ストリートの流儀でやってくつもりだよ。みんなが着てるようなデザイナーブランドの服を着てるおれを見れる日は永遠に来ないだろうな」と楽曲だけではなく、ファッションでもストリートのマナーを貫く姿勢を明かしている。
Kendrick LamarとReebokなどのようにスニーカーブランドから自身のノベルティーのスニーカーをリリースしないかとオファーを受けたことも明かし、「その時は自分が乗り気じゃなかったから断ったよ、タイミングがきたらやるさ」とも話す。DrakeとAir JordanやFutureとReebokなど最近のスニーカーブランドとラッパーのコラボについても「おれらは歩く看板みたいなもんなんだよ。すごい影響力だ。だからスニーカーブランドはラッパーのノベルティースニーカーを作りたがる。そのスニーカーがブランドを儲けさせ、さらにブランドのクールなイメージを作り上げ、ブランドがラップやストリートの世界について知っているかのようにみせるんだ。奴らは信用を買ってるんだ」と率直な意見を語る。
またフェイバリットなスニーカーについて聞かれたYGは「CortezとChuck Taylor、そしてVansだけしかおれは履かない。あとJordanを収集しているよ。DrakeはやつのJordanを送ってくれないけど、別におれには必要ないよ」とインタビューを締めくくった。
Complexでのインタビューはリンク先から読むことができる。