DJカルチャーの歴史に名を残す伝説的存在Larry Levanと、彼がレジデントをつとめていた今もなお語り継がれるクラブParadise Garageを、テーマにした映画が製作されていることがわかった。
この映画の監督をつとめるのは2014年にParadise Garageをテーマにしたショート・ドキュメンタリー『What Is The Paradise Garage?』を制作したJonathan Ullman。『What Is The Paradise Garage?』は2014年に開催された22,000人もの人をあつめたParadise Garageのトリビュートブロックパーティーの参加者にParadise Garageの思い出をインタビューするという内容。
現在製作中の映画はイギリス出身の俳優Kobna Holdbrook-SmithがLarry Levan役をつとめ、これまでもJonathan Ullman監督とタッグを組んできたRayniel RufinoがParadise Garageの元スタッフでトリビュートパーティーの主催者Joey Llanosを演じる。
映画の公開時期はまだ未定だが、Ullman監督は公式HPで「Larry Levanは真のパイオニアだった。彼のように尊敬されるDJは後にも先にも一握りしかいない。LarryはDJの役割をアートにまで昇華して、すべての後進のDJにその道を切り開いたんだ。(...)彼のチャンスを恐れずに挑戦をし続けたDJスタイルが、私自身を含めて世代も国を超えたファンに愛され続けているんだ」とメッセージを発表している。