FNMNL (フェノメナル)

YARIGASAKI MOST WANTEDフォトレポート!夏のスケートパークをメロウに熱狂させたパーティーをふりかえる

鎮座DOPENESS

7/17(日)にお台場のスケートパークH.L.N.Aスカイガーデンで都内屈指のパーティーYARIGASAKI MOST WANTEDが開催された。これまでは代官山UNITを舞台に開催され、今回が初の屋外開催となる。会場に最もふさわしい5lack率いる5kate8oard8ridgeや同パーティーには全回出演しているご存知スチャダラパー、マリフォルニアから現れた謎のシンガーGOODMOODGOKUに、夏のメロウサウンドといえばこの人LUVRAWがライブで出演。DJにはキング・オブ・ウェッサイDJ PMXやDJ STYLISH a.k.a. 鎮座DOPENESS、Young-G from stillichimiyaなどが顔を揃えた。夏のスケートパークという最高なロケーションの元で行われ、リラックスした空気とメロウなテイスト、そして熱狂がいい具合に混ざりあったパーティーを50枚以上の写真で振り返る。(スマートフォンの方は横フリックで次の写真が表示されます)

写真 横山純

雨の予想があった当日だが、結果的にはずっと過ごしやすい天候となった。パーティーはリラックスした空気でスタートを切り、ライブのトップバッターで登場したスチャダラパーは、このロケーションで絶対聞きたかった名曲"サマージャム'95"などを織り交ぜつつさすがのムードを作り出す。

そのあとに登場した鎮座DOPENESSは、自由な選曲で終盤には自身もフロアでダンスを始めるなど、さすがのエンターテイナーとしての力をみせつける。マリフォルニアから現れた謎のシンガーGOODMOODGOKUは、最先端のメロウなボーカルとラップが織り交ざったスタイルのライブでは初披露の楽曲などをパフォーマンス。空気を西海岸のそれへと変えた。

GOKUが作った西海岸の空気とともに満を持してDJ PMXが登場する。自らがプロデュースするシンガーのRAMのフレッシュなライブで盛り上げつつ、DJプレイではウェッサイクラシックから最新ヒット、そして自身の手によるメロウアンセムまで、さすがの選曲でクラウドのテンションを一気にあげていった。

この日のハイライトを作り上げたのが5kate8oard8ridgeだろう。ライブが始まった途端にステージ前は人がひしめきあい、この日の最高気温を記録。MCKOMICKLINICK、5lackがその空気をよりあげつつ、friendsとしてGAPPERとPUNPEEがステージに立つと熱狂もマックスに。5lackによる"Weekend"とPSGとしてパフォームした"愛してます"は異常な盛り上がりをみせた。

そのあとを受けたYoung-GはサイドマイクでZEN-LA-ROCKのサポートを受けつつ、セクシーなディスコチューンで華麗にフロアをさばき、後半には再び鎮座DOPENESSもマイクを持つなど、熱狂の空気を絶妙なパーティーモードへと変えていった。

そして最後に登場したのがLUVRAWだ。現在制作中のソロアルバムからの新曲などをしっとりとプレイ。すっかり暗くなった会場を紫色のネオンで照らすようなムーディーなライブでパーティーをメロウに着地させていった。

音が止まって人がどんどんはけても、延々とスケートを続ける5kate8oard8ridgeの面々や警備員に促されてもパーティーの終わりを名残惜しむかのように帰ろうとしない人々とともに、夏の1日は更けていった。

毎年1回は開催されるYARIGASAKI MOST WANTED。来年の舞台はどこになるだろうか。Twitterアカウント@YMW_infoからの次のアナウンスを待とう。

 

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