6つの都市が「東京になってしまったら?」というテーマで制作された「世界東京化計画」というビデオ作品がヴェネチア・アーキテクチャー・ビエンナーレで現在展示されて好評を得ている。
渋谷にある石井大五+フューチャースケープ建築設計事務所がこれらの作品を制作し、ビエンナーレに出展した。
「もし都市がもつイメージや記号が、ある場所からある場所に移された時に、その記号がもつイメージはどうなるか?」、「2つの都市が合わさって、新しくできたランドスケープはどのようなものになるのか?」など、ローカルの概念や都市のイメージを問いなおす作品となっている。
石井大五+フューチャースケープ建築設計事務所はこの作品を以下のように紹介している。
都市のイメージやローカリティーは、考えているほど確固としたものではなく、容易に置き換え可能かもしれない、ということで、6都市の交換可能な部分を、東京のエレメントに交換し、東京に変容するかを試してみる、という作品です。ニューヨーク、パリ、ブエノスアイレス、コペンハーゲン、ラパス、ベネチアを対象としました。ふつうの街の風景に、東京のエレメントが少しずつ加わり、最後には、東京らしい街が出現します。
ニューヨーク
アルゼンチン・ブエノスアイレス
デンマーク・コペンハーゲン
フランス・パリ
ボリヴィア・ラパス
イタリア・ベネチア
via designboom