昨日、7月13日にGoogleは著作権保護と利益分配についてのレポートを発表し、そのレポートでGoogleは昨年動画から得た利益の一部、1000億円以上を著作者たちに分配したことが明らかになった。
誰かの著作物がYoutube上の動画で再生されるごとに、使用された楽曲の著作権を持つ人に収入が分配するのがContent IDの目的だ。GoogleはContent IDの仕組みを用いて、2007年のYoutubeの公開以来からは2000億円、昨年の2015年は約1000億円を著作者たちに分配した。
Googleは以前から、Youtube上で著作物が違法に使用される海賊行為に加担しており、プロデューサーらに利益を分配していないと業界やミュージシャンらによって批判されてきた。それに対してGoogleは今回発表したレポートで、私たちは著作物によって生まれた利益をしっかり還元していると、反論した形となった。
Googleは「How Google Fights Piracy(いかにGoogleは海賊行為と闘っているか)」(PDF)という62ページにわたるレポートを公開した。
Via Recode