アメリカの伝説的音楽プロデューサー/レーベル経営者であるRick Rubin(リック・ルービン)が、SF映画スター・ウォーズ・シリーズのサウンド・エフェクトを使用したトラックを集めたコンピレーション・アルバムの詳細を発表した。タイトルはその名も『Star Wars Headspace(スター・ウォーズ・ヘッドスペース)』。 Rick Rubin本人はもちろん、A-Trak, Röyksopp, Baauer, Galantis, Bonobo等の錚々たるメンバーが参加している。
『Star Wars Headspace』の収録曲は、スター・ウォーズの制作チーム及びディズニーから公式的に、これまでのサウンド素材のアーカイブを提供され制作されたものである。しかし、ジョン・ウィリアムズによるサウンドトラックからはサンプリングはしてはいけないという条件のもと制作されているため、主にキャラクターの声などが使用されたマニアックな作品となっている。
既にZane Lowe(元BBCラジオDJ)が持つアップル・ミュージックの番組「Beats 1」にて、収録曲3曲が公開。番組中のインタビューでは、C-3POのサンプリング使用による「R2 Where R U?」を制作したFlying Lotusが「一番最高なのは、スター・ウォーズのロゴと一緒に自分の名前が公式的に記載されていることだよね」とプロジェクトに対して興奮している様子も述べている。また、Baauerによるダースベーダーの吐息をfeatした「Cantina Boys」、ルービン本人によるR2-D2をサンプリングした「NR-G7」も公開されており、遊び心にあふれた作品集になっていることが伺える。