故・天宮志狼率いる日本のハウスミュージックのパイオニアECSTASY BOYSの1994年発売のデビューアルバム『Moon Dance』が、25年以上の時を超え2021リマスタリングバージョンでリイシューされる。
2009年に惜しまれつつもこの世を去った天宮志龍(志狼)と、弟の天宮辰朗、キーボーディスト小滝みつるらを中心に結成されたECSTASY BOYS。90年代の日本のハウス創成期を語る上では欠かせない彼らのデビューアルバムが、アルバム参加メンバーでもあるDr. Tommy (D.T.Construction / Ecstasy Boys / ex. Vibrastone) の手により全曲リマスタリングが施され、待望のCDリイシューを果たす。
ユニットの名づけ親でもあり、アルバムの1曲目と2曲目のプロデュースを担当したのは、1982年にマドンナのファーストシングル“Everybody”をプロデュースしたことでも知られるNYの大御所マーク・カミンズ。またNYの超名門ハウスレーベルStrictly Rhythm からもリリースを果たした“Holy Spirit Dance”も収録されている。
”天宮さんはスタジオの中でもDJブースの中でもオーバーアクションが素敵でした。たとえ一つのトラックをミュートするときでも全身全霊でやっていて、その気持ちの大切さが今になって身にしみます。天宮さん、どうもありがとう!”
― Soichi Terada
Info
■Ecstasy Boys - Moon Dance (2021 Remaster) (CD)
amidst / AMDS-004 / 12月15日発売 / 2,640円(税込)
https://diskunion.net/latin/ct/detail/1008344941
試聴リンク:https://soundcloud.com/amidst-records/amds004-ecstasy-boys-moon-dance-cd-snippets