Tsudio Studio、SNJO、HiRO.JPによるプロデューサーユニット光学が、2021年9月3日(金)に3rd EP『Opto3: Neibiss』をリリースする。
島根・出雲のレーベルLocal Visions(https://www.localvisions.net/)より作品をリリースしている注目の3人が結成した光学。ユニット3作目となる今作は「危険」をテーマに、神戸を活動拠点とするプロデューサー/DJ/ラッパーのkaisei改めratiffとラッパーhyunis1000からなるヒップホップユニットNeibissを招き、様々なジャンルを横断するヒップポップミュージックを展開。
『Opto3: Neibiss』は、Tsudio Studio、SNJO、HiRO.JPの3人がそれぞれプロデュースした楽曲を含め全6曲を収録。SpotifyやApple Musicといった各音楽ストリーミング・サービスで配信されるほか、Bandcampでの販売もされる。また、Bandcampでは数量限定で光学ロゴが入った危険回避チェッカーと光学ロゴとジャケットのデザインのミニステッカー二枚がセットになったアイテムも販売。
光学は今後も1作品ごとに異なるゲストを招いて作品をリリースしていく予定。どんなゲストとコラボレーションするのか、これからの活動にも期待が高まる。
また、国内外の新譜レビューを精力的に配信し、リスナーから大きな信頼を得ているブログ「にんじゃりGang Bang」のアボかど氏からコメントも届いている。
ネット上でのアメリカのヒップホップへのコメントを見ていると、プロデューサーに対する「killed this beat」やラッパーに対する「murdered the track」のような称賛の形を見ることがある。SNSでは火事のように燃え盛るGIFを添えるのも定番だ。ヒップホップの世界では、素晴らしい音楽についてそのように物騒な表現をすることは珍しくない。
三人組プロデューサーユニットの光学が、二人組ヒップホップユニットのNeibissを迎えて制作した本作「光学3」のテーマは、ずばり「危険」だという。光学はヒップホップをメインに制作するユニットではないが、本作ではヒップホップに寄った曲もある。しかし、寄っていない曲もある。ジャージークラブやハウス、2ステップやヴェイパーウェイヴ・・・といった、多彩な要素が詰まっている。複数の要素が一つの曲に入っていることも多く、質感こそメロウなものが中心だが、その予測不能な展開は「killed this beat」と喝采を送りたくなるものだ。一方、Neibissの二人も負けてはいない。これまでの作品でもクロスオーバーなセンスを覗かせていた二人だが、光学が作るユニークなビートの数々にも自然体で乗りこなしている。その様はまさに「murdered the track」だ。また、本作では数曲でSNJOとTsudio Studioも客演気味にヴォーカルを入れており、曲に良い刺激を加えている。
ヒップホップに留まらない曲の構成と、それをヒップホップに引き込もうとするラップ。二組の個性のスリリングな邂逅が楽しめる本作は、ボヤボヤしながら聴くことが難しい危険な仕上がりだ。興奮しすぎに要注意。
Info
アーティスト名:光学
作品名:Opto3: Neibiss
レーベル:Koh-Gaku
リリース番号:OPTO-003
リリース日:2021年9月3日(金)
フォーマット:各種音楽ストリーミング・サービスでの配信、Bandcampでの販売
Bandcampリンク:https://koh-gaku.bandcamp.com/releases
販売価格:600円
【Tracklist】
01. Do What (prod by Tsudio Studio)
02. After Midnight (prod by HiRO.JP)
03. StillNight
04. parallel
05. hakumei
06. Jumper (prod by SNJO)
【物販情報】
光学のBandcampでは数量限定で光学ロゴが入った危険回避チェッカーと光学ロゴとジャケットのデザインのミニステッカー二枚がセットになったアイテムも販売。