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スニーカーの誕生から現在までをたどる書籍『スニーカーの文化史 いかにスニーカーはポップカルチャーのアイコンとなったか』が発売

今や現代を代表するポップカルチャーやファッションのアイコンとなったスニーカーの、ライフスタイルとカルチャーの変革を見つめ、誕生から現在までのクロニクルをたどる書籍『スニーカーの文化史 いかにスニーカーはポップカルチャーのアイコンとなったか』が4月24日に発売される。

かつてない規模に巨大化した今日のスニーカー産業。アスリートやセレブとは巨額のエンドースメント契約が結ばれ、ハイブランドとのコラボモデルのスニーカーが続々と登場している。そしてスニーカー情報を発信するメディアやSNSは多くの読者を獲得し、「スニーカーヘッズ」と呼ばれるスニーカーファンは、お目当てのアイテムを求めてショップに長蛇の列を作る。

誕生から現代までの間に、スニーカーは、スポーツ、ファッション、消費文化、音楽、セレブ、広告、グローバリゼーションの発展に重要な役割を果たしてきた。

本書では、1830年代のゴム底製スニーカーの誕生から現代までの180年に及ぶ壮大なスニーカーの歴史を丁寧に紐解くと同時に、スポーツやストリートのポップカルチャーの中にスニーカーがどのように浸透し、現在のような巨大産業になり得たのかを解説している。

天才的なゴムの発明者チャールズ・グッドイヤーからコンバースの靴を売るために全米を飛び回った「巡回販売員」のチャック・テイラー、確執がもとで分裂しアディダスとプーマを設立したダスラー兄弟、妻が作る焼き菓子のワッフルにヒントを得て「ワッフルソール」を生み出し、スポーツの世界を変えてしまったビル・バウワーマン(ナイキ共同創設者)まで、スニーカーの歴史をつくってきた数々の人物やエピソードやトリビアが紹介され、スニーカー好きにはたまらない一冊となっている。

Info

『スニーカーの文化史 いかにスニーカーはポップカルチャーのアイコンとなったか』

ニコラス・スミス= 著|中山宥= 訳

発売日:2021年04月24日

四六判|384頁|本体 2,000円+税|ISBN 978-4-8459-2017-4

フィルムアート社

http://filmart.co.jp/books/life/kicks/

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