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Kanye Westが離婚に伴う引越しで約1トンにも及ぶスニーカーコレクションを移動させるとの報道|「Sunday Service」スタッフへのギャラの未払いで訴訟も

進学や就職、あるいはパートナーとの別れといった人生の転機と共に、引越しを行った経験のある方も多いだろう。しかし、そんな時に厄介なのが荷物の移動だ。中でも洋服やスニーカーを集めている方はパッキングや移動に骨を折ることとなるが、ファッションを牽引する存在であるKanye Westは、やはり桁違いの苦労を抱えているようだ。

Page Sixによると、パートナーのKim Kardashianとの離婚が報じられているKanye Westは、引越しに伴い約1トンにも及ぶスニーカーのコレクションを移動させるべく荷造りをしているという。現在二人は別居中であるため、Kim Kardashianは現在家族とバハマのタークス・カイコス諸島に身を移している。Kanyeはその間に引越しを終えなければならないようだが、1トンのスニーカーを始め膨大な私物を移動させるには、相当な人手が必要となるはずだ。

加えて、同じくPage Sixにて、彼が離婚調停だけでなく別の訴訟にも直面していることも報じられている。これまでKanyeが行ってきたイベント「Sunday Service」にはコーラス隊やスタッフを合わせて1000人以上が関わっていたが、彼らへのギャランティの支払いが滞っていたというのだ。今回の訴訟は2019年にKanyeが敢行したオペラ『Nebuchadnezzar』の公演にて、メイクアップアーティストやヘアスタイリスト、衣装デザイナーといったスタッフや出演者たちに関して雇用法が破られていたことが争点とされている。何百人ものスタッフへの報酬が十分に支払われていない、もしくは全く支払われていなかったほか、残業代や食事、休憩時間なども与えられなかったという。

ヘアスタイリストのRaina LeonとパフォーマーのMichael Pearsonの二人はスタッフを代表し「賃金が支払われず、休憩時間も確保出来なかった」との主張を行っており、またPearsonからは「椅子が用意されていなかったため、一部のパフォーマーは10時間の公演の間に床に座ることを余儀なくされた」とも主張している。

プライベートと仕事、複数の方面においてトラブルを抱えるKanye West。スタッフへのギャラの未払いや劣悪な労働環境に関して一切擁護の余地は無いが、今後の展開が気になるところだ。

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