Madeggでの活動や、Koji Nakamuraの『Epitaph』のプロデュースなどで知られる小松千倫が、Kazumichi Komatsu名義での1stアルバム『Emboss Star』を11月11日(水)にリリースする。
Madegg名義でのリリースを含めれば、2015年の『NEW』以来およそ5年ぶりのアルバムリリースとなる本作。過去4年の間に作業されたEP、インスタレーション作品、映像作品、ファッションショー、パーティー、レイヴ等の実験の中から、将棋の棋譜を読み返すようにして見つけ出されたものを基礎としたアルバムとなっている。
全体で30分にも満たない本作は、再生とともに現象してしまう音源のファンダメンタルな側面を強調しつつ、情報やイメージのヴェイピングに対する様々な反応を、身体において再構成することが意図されている。ハウスやアンビエントが誘き寄せる半意識的な状態への契機とともに、抵抗が意図されており、インプットへのある種の免疫を作り出そうとする。
本日、『Emboss Star』から1stシングル“Emory”が公開。
また10月28日リリース予定の2ndシングル“海がきこえる”にはアルバム『微熱』が注目を集めるLe MakeupとDove、また“Followers”ではPure VoyageからCristel Bereをフィーチャー。マスタリングは注目のレーベルRecitalを主宰するSean McCannが手掛けている。
Info
タイトル:Emboss Star
アーティスト:Kazumichi Komatsu
発売日:2020年11月11日
フォーマット:DIGITAL / LP(LPは来春発売予定)
tracklist:
01 Emory
02 海がきこえる feat. Dove & Le Makeup
03 Ace One
04 Skip
05 Orca
06 Sleepy Alexa
07 Lipsynch
08 Followers feat. Cristel Bere
09 Weight of Smoke
10 Come In