世界の現実の風景から『グランド・ブダペスト・ホテル』や『犬ヶ島』で知られるウェス・ アンダーソン監督の映画に出てきそうな場所をセレクトし投稿するInstagramアカウント@AccidentallyWesAndersonが書籍化、DU BOOKSから発売される。
@AccidentallyWesAndersonとは、ウェス・アンダーソンの映画に出てきそうな場所の写真をたまたま(Accidentally)目にした、 ニューヨークのブルックリン在中のワリー・コーヴァルが、妻と自分のために「旅行に行きたい場所のリスト」を作り始めたことが きっかけで生まれたコミュニティ。
ウェス・アンダーソン監督の作品のファンであり、旅行好きのワリー は「ウェス・アンダーソンっぽい」場所に魅了され、そうした写真の撮影地を特定して詳しい情報を集めはじめた。すると、たちまち世界中から何千という情報提供が寄せられるように。
それらの写真は美しいだけでなく、背景のストーリーや物語も興味深いものだ。 場所や歴史の情報を提供するのは、写真家、デザイナー、アーティスト、歴史家、そして世界中の友人たちである。
書籍版にはウェス・アンダーソン本人による序文と、各スポットの詳細なガイドも掲載。ウェス・アンダーソン作品のファンにとって永久保存版の内容となっている。今年は海外旅行に行きづらい状況となってしまったが、本書をめくりながら未来の旅の計画を立ててみては?
Info
ウェス・アンダーソンの風景(仮)
Accidentally Wes Anderson
ワリー・コーヴァル[編] ウェス・アンダーソン [序文] 樋口武志 [訳]
ISBN : 978-4-86647-131-0
予価(本体3,500円+税)
B5/並製/オールカラー368ページ(予定)
12月18日刊行予定
発行元 : DU BOOKS
発売元 : 株式会社ディスクユニオン