2年ほど前、コラボ曲を制作していたYoung ThugとLil Durkがパソコンを見つめる画像がインターネットミームとして流行したことを覚えているだろうか?Young Thugの神妙な面持ちとLil Durkのポカンとした表情がなんとも可笑しいこの画像は現在でもしばしばTwitter等で用いられているが、今回、Lil Durkが画像についてのSNS上の声に反応した。
Complexによると、Lil Durkは先週末、「Young Thugにやり方を教えてもらってから、Lil Durkのコンピュータースキルは上がった」とのジョークを問題の画像にかこつけてツイートしているアカウントに反応。「彼は20 millionを見せてくれたんだよ」と、画像はYoung Thugが「20 million(2000万)」をLil Durkに見せている際に撮られたものであると説明した。
「20 million」というのが具体的に何を指すのかは明らかにされておらず、Complexの記事には今年Lil Durkがリリースを控えている何らかのプロジェクトの2000万ドル分の価値を表すものではないか、あるいは「20 million」というタイトルの何かであるかもしれない、との説が述べられている。もちろん、単に本当の2000万ドルを見せていた可能性も残っている。
2年前、画像が最初の流行を見せた際にはスタジオエンジニアであるAlex Tumeyが「彼とまだあまり仕事をしてなかった頃から、彼はそこまで仲良くないエンジニアに曲の編集について説明するより、自分自身で曲のアレンジを変えるほうが楽だと気づいていたんだよ。だから、彼はこのとき実際にボーカルを動かして、タイミングを正しく、そして曲のアレンジを調整していたんだと思うよ。彼は音量の操作に関してはものすごく堪能だからね」と、Youn ThugがDAWを操作し楽曲を編集していた時の写真であることを明かしていた。そのため「20 million」とYoung Thugの操作の間に何の関連性があるのかは未だ判然としないが、とにかく懐かしのミームと当時の盛り上がりを思い出すニュースであった。