10代を中心に広く親しまれ、今や音楽シーンにとっても無視できないプラットフォームとなったTikTok。ビデオに使用された楽曲がバイラルヒットし、またTikTok発のインフルエンサーやセレブも多く現れている中、10代のTikTokスターがとある騒動を巻き起こしたようだ。
Complexによると、TikTokで大きな知名度を誇る16歳Danielle Cohnさんは、Ashantiのヒット曲“Foolish”のカバーを自身の楽曲として発表し非難を浴びている。
彼女は「私の新曲でTikTokの動画を作ってね」としてダンスの動画をアップしており、タイトルはそのまま“Foolish”と題されている。この動画が、「この白人の女の子はAshantiの曲を盗んで自分の曲だと主張している」といった批判を呼ぶこととなった。
また自身の楽曲としてリリースされるだけに止まらず、“Foolish”にちなみ「I AM FOOLISH FOR YOU」とのコピーを印刷したマーチャンダイズも予定されていた。もちろん“Foolish ”がAshantiのカバーであることは一切触れられておらず、またクレジットなどもなされていない。
炎上を受けて彼女は「みんなカバーがどういうことなのか理解していないのかな」とツイートしているが、その真意は定かではない。
Cohnさんは有名な楽曲に合わせてリップシンクをする動画で注目を集め、2018年には音楽活動をスタートするためにLAへと移住することを計画していたとのこと。しかし名声を得ると同時にアンチも増え、彼女自身が自らを6ix9ineやWoah Vickyらと並べ「Instagramで一番の嫌われ者」と名乗っていたこともあったようだ。
Ashanti自身からこの件に対しての反応は無いが、今後何らかのリアクションはあるのだろうか?