1987年に結成され、わずか2年で解散した伝説的パンクバンドOperation IvyのボーカリストJesse Michaelsは、30年以上に渡ってアーティスト/イラストレーターとしても活動してきた。自身のバンドをはじめGreen Day、Neurosisなどのレコードジャケットを手掛け、ベイエリアパンクシーンのビジュアルに大きな貢献を果たした彼の個展『戦争と罪』が、2/28(金)から幡ヶ谷のgallery communeで開催となる。
過去5年間Jesseは、初期のイラストレーション作品とは別に、「戦争と罪」のイメージに焦点を当てた絵画やドローイングを含む新しい作品を生み出すことに専念してきた。このシリーズは2019年12月にニューヨークのApt. Galleryで開催された展示で初披露され、兵士、スパイ、犯罪者のドローイングを特徴とする作品は観る者に「運命」、「孤独」、「興奮」、「セクシャリティに潜む感情」を喚起し、大きな反響を呼んだ。
NYでの展示の巡回展となる本展では、作品はもちろん、新作アートブックやマーチャンダイズの販売も予定している。
「暴力と残虐さを伴う人類のダンス」は止まりません。内に潜む無秩序は、人間にとって避けられな いことのようです。現実の世界でのそれは常に悲劇的で信じられないほど愚かで悪質なものです が、いつでも創作の源となるのです。ただ私の作品は罪や戦争の現実そのものを扱っているのではなく、物語や個人的なイメージ作りにおける土台として扱っています。人生の暗い側面は謎に包まれています。愛と喜びも同様です。私はそれらを全て理解するために芸術を始めたつもりでしたが、一旦理解したかと思うと、またすぐに謎は深まっていくのです。Jesse Michaels
Info
Jesse Michaels solo exhibition “WAR AND CRIME”
Opening: February 28 fri 7 - 9pm
初日2月28日は19 - 21時のみオープン(※アーティスト本人も来日、参加します)
February 28 fri - March 15 sun, 2020
open: Weekdays 14:00 - 20:00 | Sat&Sun&Holidays 12:00 - 18:00 closed: Thu
会場: gallery commune 東京都渋谷区西原1-18-7
instagram: @ccommunee www.ccommunee.com