以前FNMNLでも本文の一部を独占公開したKanye Westの芸術的才能とその人物像、アメリカ社会への影響に迫る書籍『カニエ・ウェスト論』が発売中だ。
2010年代の代表作『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』全曲と、デビュー作や『Yeezus』を分析することで、毀誉褒貶が激しいKanyeという人物に迫っていく。さらに現地アメリカで実際にカニエを観察していた訳者の池城美菜子による生のレポートを交えた解説文も追加収録、奇才の素顔を解き明かす。
さらに生誕からいま話題の『Sunday Service』までを網羅した年表付き。ヒップホップの枠を越え、ポピュラーカルチャー全般にもたらした彼の功績を網羅する。
Info
カニエ・ウェスト論
《マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー》から
読み解く奇才の肖像
カーク・ウォーカー・グレイヴス 著 池城美菜子 訳・解説
定価:本体1,800円+税 / 四六 / 並製 / 256頁 ISBN 978-4-86647-090-0