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Danny Brownが自身のニューアルバムを作るにあたってQ-Tipから重要なアドバイスを受けたことを明かす

今年中にリリースされるとみられているDanny Brownの約3年ぶりとなるニューアルバム『U Know What I'm Sayin'?』。そんなDanny Brownが今回、Hot 97の『Ebro in the Morning』に登場。Q-Tipをエグゼクティヴプロデューサーに迎えた新作について語っている。

まず「俺は今までの全てのアルバムを自分1人で作ってきた。ただビートをもらって、曲を作っていたんだ」と今までは誰かに頼ることはせず1人で全てを行っていたことを明かしたDanny。

しかし今回、Q-Tipをエグゼクティヴプロデューサーに迎えたことで、彼なりの気づきがあったようだ。彼は「でも今はビートメイカーとプロデューサーの違いが分かるようになった。彼(Q-Tip)と一緒に過ごし、曲を作って、彼が細部までどれだけの注意を払っているのかをみて分かるようになったんだ。彼は世界中で1番素晴らしいアドバイスを俺にくれた。っていうのは俺たちにはこの曲が人々に届くまでにたっぷり時間があるんだから、それが世界に届くまでに全ての愛を注ぎ、配慮するべきじゃないか?(っていうアドバイスだった)俺は今までただ曲を作って、リリースしてきただけだった。俺はそれを学べたことを嬉しく思うし、それだけでも十分だ」とQ-Tipからのアドバイスにより目が覚めたことを明かしている。

Danny曰く、Q-TipとはDannyの友達でもあるA Tribe Called QuestのメンバーAli Shaheed Muhammadを通じて知り合ったとのこと。「これは彼(Q-Tip)のアルバムだ。俺は、彼の映画の中のただの俳優だ」と語ったDannyは続けて「自分1人でアルバム制作やその他のことをしている時よりもだいぶストレスを感じなくなった。1人でやっていた頃は沢山徹夜していたし。でも今は何も心配することがない、俺はただラップを披露するだけだ。Q-Tipのおかげで楽しさを再び感じられるようになった」とQ-Tipを称賛するとともに彼に対する感謝を述べた。

またDannyはQ-Tipからもっと真面目にアルバム制作に取り組むようにと言われたようで「彼(Q-Tip)は新作をジョークにしたくなかったんだ。もちろん俺は間抜けな人間だし、それは俺のパーソナリティの一部でもある。でも俺は楽曲制作に本当に真面目に取り組んだんだ。このアルバムに関しては、遊びではないよ」と語っており、今までとは一風変わった作品になることを感じさせる。

Danny Brownの新作『U Know What I'm Sayin'?』のリリース日はまだ明らかになってはいないが、フィーチャリングとしてJPEGMAFIA、Blood Orange、Run The Jewelsらが参加しているようだ。Q-Tipからのアドバイスで一皮むけた彼の新作に期待は高まるばかりだ。

インタビュー全編は下の動画から

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