LAビートシーンを代表するプロデューサーの一人であり、Flying LotusとともにレーベルBrainfeederを設立したことでも知られるビートメイカーRas Gが39歳で亡くなったことが明らかになった。
FACTが報じるところによると、Ras Gは昨年12月に息切れを覚え病院に行った際に肺炎、高血圧、糖尿病、甲状腺機能不全、心不全の診断が下されていたという。その後Instagramにて治療を行い快方に向かっていると発言していたため、今回の突然の死に驚きと悲しみが広がっている。
Brainfeederを共同設立した盟友のFlying Lotusは、自身のTwitterにて「Ras Gがこの惑星を去って、銀河の向こうに行った。宇宙に行く方法を教えてくれよ。永遠に愛してる。今まで地球にいてくれた時間に感謝してるよ」「Ras Gがいない人生を想像出来ない」として追悼を行っている。
Ras_G has left the planet, far beyond the galaxy.
Show us the way to the cosmos my friend.
I will love you forever.
Thank you for your time on earth.Ohhhhhhrassssssssss
*airhorn*— FLYLO (@flyinglotus) July 29, 2019
very difficult to imagine life without Ras G.
— FLYLO (@flyinglotus) July 29, 2019
今年6月に新作『Down 2 Earth Vol.4』をリリースするなど精力的な活動を行ない今後の作品も期待され続けていただけに、39歳という早すぎる年齢でのRas Gの死がシーンに与える悲しみは計り知れない。彼が遺した功績は、今後出てくる新たな世代のアーティストたちに引き継がれてゆくことだろう。