2016年に逮捕され、20年の服役刑を宣告されている出身のラッパー03 Greedo。未だ収監が保留されているという状況にある彼が、ファンに援助を呼びかけている。
Complexによると、日曜日にInstagramを更新した03 Greedoは「多くの人が俺の名前やページ、ロゴ、画像を使って彼ら自身を宣伝していて、お金を払っていない。俺のTシャツやDrummer Gangの服は多く作られているが、それらは一つも俺に金が入らない。俺のことが好きなのには感謝するが、俺を使って金を稼ぎ、俺の本や家族に金を使わず状況を上手く利用することはやめてくれ」として、自身に利益が入るような正規の方法でサポートを行って欲しいという声明を発表したという。
03 Greedoによれば多くのファンが無許可で自身のロゴや写真を使用したTシャツ等を販売し、また無許可でサンプリングを行ったビートを使用するなどしているという。上の投稿で彼は、それらのブートレグで利益を得たファンたちにJPayやcashappなどのサービスを用いて自身にお金を払い、保釈金を支払うための資金を援助して欲しいと呼びかけた。キャプションには「JPayをダウンロードして、アカウントを作ってくれ。俺の情報を入れろ。妻にはDMするな」と綴られている。
ラッパーたちはその特徴が強い故にフリー素材のような扱いを受けることも多いが、自身も切羽詰まった状況に置かれている中であまりに多くのブートが出回っていることに03 Greedoも疑問を抱いたのだろう。今後も彼が無事に音楽活動を続けてゆくためにも、ファンはオンラインで彼にサポートを行ってみてはいかがだろうか?