LA在住の写真家でミュージシャン、ディレクターのDan Monickによる写真展『GOODBYE TO ROMANCE』が6/28(金)から東京・代々木上原のgallery communeで開催される。
Kendrick LamarやMigos、Snoop Doggなどのアーティスト写真も手がけるDan Monickは、本展では変わり続けるLAの風景写真を通して街の物語を写し出す。
Monickは夜通し運転している間、見慣れた蛍光灯の青い輝きや夜行性のコヨーテ、ネイルサロンのパト リック・ナゲルの模造品ポスター、曲がった新聞受け、占い店のウインドウ、滑稽なトイレのハンドド ライヤーなどに注目して街を見渡す。「ロサンゼルスの大部分は常に置き去りにされて来た。名声という幻想の中でも絶えず騒めいていた状態だったんだ。そしてそれが実際に変化した。変化自体は良いことだが、消し去る事は決して良い事ではない」と、こういった要素が多くの人々に華やかさと欲望を連想させる街の基盤となってきたとMonickは考えている。
Monickは「以前は何かを発見したとき、後で撮影するためにメモを取っていたんだ。しかし今では真逆の考えで、明日そこにあると は限らないものに対し”遅れてごめん”と伝え、全てのイメージに対して<さようならロマンス>と言いたいんだ」とも述べている。急速に変化するLAをカメラに収めることは、一種のロマンチシズムが存在する。
会場では展示作品はもちろん、新作マーチャンダイズの販売も予定している。
Info
Dan Monick solo exhibition “GOODBYE TO ROMANCE”
ダン・モニク展 グッバイ トゥ ロマンス
2019年 6月 28日(金) ‒ 7月 16日(火)
Opening reception: 6 月 28 日(金) : 19:00 ‒ 21:00 * アーティストも来日し参加します
会場: gallery commune
住所: 東京都渋谷区西原 1-18-7