「Drip」、「No Cap」の様にヒップホップシーンで頻繁に使われるスラング。最近になり現れた「Slatt」というスラングに関して、その起源を紹介する動画がGeniusより公開された。
「Slatt」とは“Slime,Love,All,The,Time”の頭文字を連ねたもので、お互いに愛し合っている事を示すための言葉だ。Plauboi Cartiが頻繁に使用している様に感じるかもしれないが、使い始めたのはYoung Thugだそう。GeniusによるとYoung Thugは2013年から2016年に主に”Slatt”を使っており、15曲の中のアドリブで“Slatt”を入れている。
2016年にはLil Uzi VertなどのラッパーがThugに対して“Slatt”と叫んでおり、Cartiが使い始めたのは2017年からだそうだ。
まだ生まれたばかりのスラングとはいえ、ここまで“Slatt”という言葉を広めたYoung Thugの影響力には驚かされる。
Geniusの動画の全編はこちらから。