先日リリースされた新曲“Go Loko”が話題となっているYG。そんな彼は攻撃的なリリックとサグなスタイルで知られるラッパーだが、今回、同曲のリリックを人気コメディアンJimmy Kimmelがお年寄り向けに「翻訳」することを試みている。
『Jimmy Kimmel Live』に出演したYGは、その名も「New Lyrics for Old People」というコーナーにて“Go Loko”のリリックを朗読。そのリリックをJimmy Kimmelがすかさず丁寧な言葉に言い換えるというのがコーナーの趣旨だ。
例えば「My bitch go loco(俺のビッチは狂ってる)」というリリックをJimmy Kimmelは「私の女性の友達は、解決に向け取り組んでいる精神的な問題を抱えています」と翻訳。さらに「Slide on a n***a with the 44(奴らに44マグナムを発射するぜ)」を「彼女は私の敵に対し武器を取り出します」と訳し、「She bust that ass like a lolo(あいつはケツをローライダーみたいに振りまくってる)」を「私のクレイジーな彼女は、必要になったときに腰を地面にとても近い位置にまで下げることが出来ます」と丁寧な言葉に言い換えている。
他にも「Call me for dick not Geico Call my phone when you’re horny(自動車保険じゃなくて、ディックが欲しくなったら俺を呼べ。エロい気分になったら電話しろよな)」を「もし愛し合うことに興味があればお電話下さい。しかし、もしも自動車保険が必要ならば私にお手伝いすることは出来ません」、「You want a real n***a who got real shit in motion(お前はリアルなシットを持ってるリアルな野郎が欲しいんだろ)」を「彼女は成功した個人を求めています」と極端に丁寧な言葉に言い換えるギャグを連発。YGはこのコーナーを非常に気に入ったようで、爆笑しつつJimmy Kimmelに握手を求めている。
ラップのリリックに用いられるスラングはお年寄りにとって馴染みの薄いものも多いが、番組を観ていた人はJimmy Kimmelの翻訳によって大まかな意味を掴むことが出来るようになったかもしれない。YGが登場した「New Lyrics for Old People」の全編はこちらから観ることが出来る。