現在全世界で大ヒット中の『アベンジャーズ / エンドゲーム』。Marvelの「アベンジャーズ」シリーズのクライマックスとなるこの作品はヒップホップシーンでも大きな話題を呼んでいるが、そのことを気に入らない者もいるようだ。
シカゴのラッパーであるG Herboは先日、Instagramライブにて「どいつもこいつも「アベンジャーズ」の話をしてる。俺は全く知らないけど、退屈なオタクのための映画だろ」と発言。さらに「良い映画は沢山知ってるよ。ギャングスタの映画、2000年の映画、ハードなやつだ。俺は映画ファンなんだぜ。誰も“アベンジャーズを観ろ”って言わない。俺が間違ってるなら教えてくれよ」と、自身がギャング映画や2000年代の映画のファンであることを明かした上で『アベンジャーズ / エンドゲーム』を退屈な作品であると予想している。
#GHerbo says the @Avengers movie is for lames/nerds.... this true or naw? pic.twitter.com/Ein1KQtOO2
— say cheese (@Saycheese_Media) April 28, 2019
ご存知の通り『アベンジャーズ / エンドゲーム』は映画ファンからも高い評価を受けており恐らく誰が観ても楽しめる作品だが、ハードなギャング映画が好みのG Herboはあまりアメコミ映画に興味を持てなかったのかもしれない。
多くの人が話題にするコンテンツの波に乗ることが出来ず、観る前に退屈な作品だと決めつけてしまうことはG Herboだけでなく誰でもやってしまうことだが、何よりもまず実際に観てみることで、仮にその作品が好みでなかったとしても楽しい体験をすることが出来そうなものだ。Marvel作品の集大成である『アベンジャーズ / エンドゲーム』を100パーセント楽しむためにはある程度の事前知識が必要だが、果たしてG Herboが今後『アベンジャーズ』を観ることはあるのだろうか？