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Geniusがスラング「No Cap」の起源を紹介する動画を公開

「Swag」や「Drip」、「Clout」などと並んでヒップホップシーンで頻繁に用いられるスラング「No Cap」。その起源を紹介する動画がGeniusより公開された。

「No Cap」は「嘘がない」といった意味で、Migosなどがリリックに用いたことで2018年頃より爆発的に使用するラッパーが増加した。しかし、「誇張」や「嘘」という意味での「Cap」は90年代よりToo $hortやGeto Boys、UGKらが用いており、当初は「High Cap」という用法が一般的だったという。確認できる最初の例は1993年に8Ball & MJGがリリースした“The First Episode”だそう。シカゴ大学の言語学教授であるDr. Sharese Kingによると、アフリカ系アメリカ人の間で伝統的に行われてきた言葉遊びのゲーム「Dozen」が一部の地域で「Cappin’」と称されるようになり、そこから「High Cap」「No Cap」といったスラングが発生したようだ。言葉に歴史ありである。

また、Futureはインタビューにて「自身とYoung Thugが“No Cap”を世界に広げた」との主張を行なっている。彼は「俺たちが“No Cap”をオフィシャルにした」と語っているが、Geniusの調査を基に考えれば彼ら以外にも大勢が長い間「Cap」というスラングを用いていたと思われる。

現在では当たり前のように使われているスラングも、それぞれに興味深い歴史があるようだ。Geniusの動画の全編はこちらから。

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