ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が2018年に立ち上げた新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈る作品賞、『APPLE VINEGAR -Music Award-』。第二回選考会が後藤正文、日高央(THE STARBEMS)、福岡晃子(チャットモンチー済/イベントスペースOLUYO社長)、Charaの4人によって行われ大賞と特別賞が発表された。
その結果大賞には中村佳穂の『AINOU』、特別賞にはKID FRESINOの『ài qíng』、GEZAN『Silence Will Speak』、折坂悠太『平成』の3作品が選出された。
3月22日にアップした選考会前半に続き、本日(3/28)より選考会後半と大賞決定の模様がAPPLE VINEGAR -Music Award-の特設サイトにアップされている。
賞金合計120万円から大賞作品に60万円、特別賞3作品にはそれぞれ20万円が贈られることとなった。選考会最後に後藤は、「・・・僕は農業改革をしているイメージなんですよね。土から豊かにしていくような。こういう賞によって、草の根的な循環を作って、いい土ができたらいいなと思います。だから、10年続けて、こうした循環のなかから芽を出す人が増えたら、きっと楽しいだろうなと思います。今回は、どの作品も素晴らしくて、一つに選ぶのは大変でしたけど、でも、今年も素晴らしい作品と審査員に恵まれました。ありがとうございました」と語っている。