コンプトン出身で、若干20歳にもかかわらず“Every Season”や“Die Young”などの楽曲をチャート上位に送り込み、一躍シーンに躍り出た新鋭ラッパーのRoddy Ricch。そんな彼がロンドンを出入禁止にされる恐れが出てきた。
現地時間の今週火曜日、Roddyは現在の勢いそのままにアメリカを飛び出してロンドンでライブを行った。しかし、その際テンションが上がってしまったのか、ファン達の間で喧嘩が勃発。3人が刺され、病院に運ばれる事態となってしまった。Mirrorによると、3人はすぐさま病院に運ばれ、その内の1人は重傷だったとのこと。しかし、この事件に関する逮捕者は出なかったそう。
その当時、Roddyはこのようにツイートしていた。
After a successful performance, an unfortunate event occurred in the area of the venue that I had ZERO involvement in. I send prayers to London and hope to spread peace throughout ✌?
— Roddy Ricch (@RoddyRicch) 2019年3月13日
「俺のライブが成功した後、不幸な出来事がフロアで起こってしまった。俺は全く巻き込まれなかったけどね。俺はロンドンに祈りを送って、平和が広がることを望むよ」と彼は無事をアピールし、完全に自身とは関係の無いこととしてこの事件を捉えていた。
しかし、今日、彼はこうツイート。
IM SORRY TO MY UK FANS BUT BECAUSE OF THE INCIDENT THEY ARE TRYING TO BAN ME FROM EVER COMING TO BAC LONDON ?
— Roddy Ricch (@RoddyRicch) 2019年3月13日
「俺のイギリスのファン達ごめん。あの事件のせいで、彼らが俺が永遠にロンドンに戻って来られないように俺をロンドンから締め出そうとしてるんだ」と上記のライブ中に起きた事件により、自身がロンドンを出禁になる恐れがあることをほのめかした。彼の言う“彼ら”が誰を指すのかは不明だが、おそらく政府かライブ会場の関係者だろうと見られている。
まさかこのような可能性が出てくるとは、本人は夢にも思っていなかっただろうが、上記の事件はファンが勝手に起こしたものであり、Roddyに責任がないことは明白だ。彼をロンドンから締め出すよりも、事件の犯人を逮捕する方が先決だと言わざるを得ない。