昨年の9月に突如として命を落としたMac Miller。彼の1stアルバムである『Blue Slide Park』は出身地ピッツバーグの公園からタイトルをとったものだが、そのBlue Slide Parkの地図アプリに表示される名称が「Mac Miller’s Blue Slide Park」に変更されていたことが明らかとなった。
昨日、複数のSNSユーザーたちによってGoogle MapやAppleの地図アプリでの「Blue Slide Park」の名称が変更されていることに気づいた。
GUYS THEY CHANGED BLUE SLIDE PARK TO @MACMILLER’S BLUE SLIDE PARK ???? pic.twitter.com/asY36eev0y
— The Mac Miller Memoir (@MacMillerMemoir) 2019年3月11日
No more Blue Slide Park... it’s now called “Mac Miller’s Blue Slide Park” ??♥️ pic.twitter.com/BP3rzqB7Su
— Karen Civil (@KarenCivil) 2019年3月11日
Datpiffのようなメディアも反応しており、Mac Millerの出身地であるピッツバーグが公式にトリビュートを行なったと見られたこの一件に喜びを見せた。
Blue Slide Park has been renamed “Mac Miller’s Blue Slide Park” in honor of Mac pic.twitter.com/NSjQDMoAPX
— DatPiff (@DatPiff) 2019年3月11日
しかし、Geniusがピッツバーグに取材したところによると、公園の名前は公式に変更されたのではないという。アプリ上での名前の変更はMac Millerのファンらしき何者かが実行したもので、誰かを追悼し公共施設の名前を変更するには死から3年が経過する必要があるとのこと。その証拠に、現在Google mapで「Mac Miller’s Blue Slide Park」と検索してもヒットせず、元通りの「Blue Slide Park」が表示される。
「Blue Slide Park」ではMac Millerの死の直後である昨年9月に追悼イベントは開催されており、そこでは花束が並べられた他彼の祖母によるスピーチなども催された。名前の変更が公式に決定し得ないという状況ながら、ピッツバーグがMac Millerの追悼に反対する意志を示していないため。本当に「Mac Miller’s Blue Slide Park」出来る日も近いのかもしれない。