軽い気持ちでじゃれただけのことが、時には思わぬトラブルの原因となることもあるようだ。Joey Bada$$が、トランプ大統領のモノマネで知られているコメディアン/俳優のPhillip Wilburnに暴力を振るったとして訴えられていることが明らかになった。
The Blastが報じるところによると、Wilburnは2017年にJoey Bada$$を相手取って訴訟を起こしている。2016年にMTVのイベントで二人が共演した際、トランプ大統領の真似をするWilburnを面白がったJoey Bada$$が彼をステージの上から突き落とし、怪我をさせてしまったことが訴訟の原因。その時の模様を撮影した動画がYouTubeにアップロードされているが、確かに結構な勢いで突き落とされている。
Bada$$としては観客がWilburnを受け止めクラウドサーフのような状態になることを想定していたのだろうが、突然のことに誰も反応することが出来なかったのかもしれない。観客が「大丈夫?」と確認している声も聞き取れるが、心配になるのも仕方のない落ち方をしている。
Wilburnはこの一件の賠償金として150万ドル(約1億6700万円)をBada$$相手に要求しており、かなりの金額となっている。Bada$$側からこの件へのリアクションは今の所無いようだが、裁判の結果はどのようなものになるのだろうか?