昨年ソロ・アルバム『The Beam』をリリースしたBIMが1月東京・渋谷QUATTROと大阪・心斎橋SUNHALLにて『Magical Resort』ツアーを敢行した。チケットは両公演とも前売り時点でソールドアウト。BIMが初めて行うソロでの2時間近いライブや、ゲスト出演アーティストへの期待が現れていた。FNMNLではその東京公演の様子をレポートする。
まず渋谷QUATTROのステージ上には、SUMMTネオンサインの他に、ヤシの木や街灯のオブジェが鎮座しCreative Drug Storeらしい演出に胸が高まる。バックDJを務めるVaVaがDJブースに登場し、HeiyuuによるMagical Resortイントロビデオが上映されると、真っ赤の照明に切り替わるやいなやBIMが"Red Apple"のイントロで勢いよく登場。"会える日がCOOL"、"サンビーム"、"Orange Sherbet"といったソロ曲をエモーショナルに連発。照明がBIMらしいレイドバック&チルな雰囲気を盛り上げる。
"6 Words holiday"では先輩ERAが登場。ヘッズたちが熱く盛り上がる。そして次には待ってましたと言わんばかりに盟友The Otogibanashi'sのin-dが登場しBIMのソロライブに花を添える。"Pool"、"Department"、"Fountain Mountain"といったThe Otogibanashi'sクラシックスを披露し、JUBEEも登場しての"大脱出"を披露で会場は大いに沸いた。その後in-d、JUBEEと一緒にBIMがなぜかステージから去ると、VaVaがマイクを持ち「ちょっとやっていいですかね?」とオーディエンスにサプライズ。"現実 Feelin'on my mind"、"ロトのように"をパフォーマンス。最後はVaVa最新EPから"Hana-bi"ではBIMも衣装を替えて再登場し、2人で華やかにVaVaセグメントを締めくくり第二部スタート。
"Magical Resort"、"Beverly Hills"、"Starlight Travel"、そして"Tissue"とBIMは畳み掛ける。MCを挟んでPUNPEEが"BUDDY"で登場するとさすがにフロアも大盛り上がり。「POOLのMVをリツイートしたのが始まりで、渋谷QUATTROでソロライブするまでに…」とPUNPEEも感傷にふけった。本編ラストはkZmとの"Dream Chaser"で大団円。
アンコールでBIMが再登場すると"Link Up"を披露。少しMCを挟み「今日は全員揃ってるぜーー!」とBIMのシャウトとともにSUMMITオールスター全員揃い踏み。まさかの"Theme Song"で会場は歓喜の声に包まれた。興奮冷めやらぬまま最後はVaVaプロデュースの"Bonita"で大合唱でフィナーレを飾った。
大阪公演も盛況に終わり、追加公演も盛り上がるであろうこと必至のBIMのこの勢いは2019年のシーンの行き先を占う上でも幸先の良すぎる出だしとなった。
Photography by Jun Yokoyama
--
BIM ”Magical Resort Encore”
東京 1/30(水) 渋谷 WWW X
open18:30/ start 19:30・ALL STANDING ¥3,500(前売/1 ドリンク別) #03-3444-6751(SMASH)
チケット発売
一般発売: 1/15 (火) 17:00〜
東京公演:LINE TICKET・ローソン(L: 73737)・e+・ぴあ(P: 141-082)
クレジット
主催・企画 : SUMMIT, Inc. 制作 : SMASH
総合問合わせ:SMASH 03-3444-6751 smash-jpn.com ,smash-mobile.com