今月の頭にリリースした『Signed to the Streets 3』も話題となったLil Durkが、人気ラジオ番組の「The Breakfast Club」に出演。その中で、逮捕が話題となっている6ix9ineに言及している。
番組の司会に「6ix9ineのようなSNSの使い方についてどう思う?」と質問されたLil Durkは、「俺は絶対にあんな風には使わないよ」と、煽りや奇行のアピールのためにSNSを使わないと宣言。「何が起こってるか知ってるだろ。ヒップホップに警察が入り込んできて、音楽でトリップしてる奴らに近づいてるんだ。インターネットで何も言わないわけじゃない。宣伝してる」と語る彼は、SNSをあくまでプロモーションのための道具として捉えているようだ。
6ix9ineのInstagramアカウントが裁判の証拠として使用されようとしていることが伝えられているが、Lil Durkの言う通りSNSを宣伝にのみ用いていればもしもの時に安全だろう。「俺はキッズと問題を起こしたりしない。誰も刑務所に入って欲しくないんだ。それがどんな敵であっても。6ix9ineが刑務所から出られて、安全でいられることを願ってる」と語る彼の考え方は、6ix9ineとは対照的なものである。
SNSでの奇行によって名前を売ろうとするラッパーは数多く存在するが、6ix9ineの一件を通してシーン全体でSNSのモラルを考え直そうという動きがこれからも広がっていきそうだ。