アダルト動画サイトPornhubといえば、Kanye Westとの繋がりやリーク音源のアップロードなどアダルトサイトなのにもかかわらず、ヒップホップシーンとの絡みが多いサイトだが、会社自体もそのような社風なのかもしれない。Business Insiderによると先日、大手コーヒーチェーンのStarbucksが来年から店内のWi-Fiにフィルターをかけ、アダルトサイトを閲覧出来ないようにする方針を発表した。
そのニュースに噛みついたのがPornhubだ。Mashableの取材に対し、Pornhubの副代表であるCorey Priceは「私たちは一部の人々の性的な好みが、彼らのコーヒーの好みに似ていることに気付いていたが、彼らが1杯のコーヒーを飲んでいるときにそのような衝動に駆られていることは気付いていなかった」と強烈な皮肉でコーヒーチェーンを批判。続けて彼は「Starbucksの新しい方針に従って、我々はファンが慣れ親しんだ素晴らしいコンテンツを彼らが続けて楽しめるようにするオプションを作った。そして、それは公共の場所での利用に適している」とPornhubは公共の場所でも視聴可能だと主張している。
実は同サイトは最近、最初に書いたような流れを受けてか、「Safe For Work(仕事中にも見られる)」という新たなカテゴリーを作ったのだ。Priceの言うオプションとはこのことだと考えられる。
また、TMZによると、Pornhubと同系列のアダルトサイトYouPornではこのStarbucksの方針を受け、来年の1月1日からオフィス内でStarbucksの商品を飲食することを禁止する意向とのこと。その代わり、同じコーヒーチェーンであるDunkin’coffeeを推していくようだ。
これに対し、Starbucks側のリアクションはまだないが今後どのような道をたどっていくのか気になるところだ。