SNSを日常的に利用している人は、「偽物のフォロワーを買っているのでは？」と思われるアカウントに遭遇したことが一度はあるだろう。TwitterやInstagramでは偽のフォロワーを買う行為が問題視されているが、今回Instagramが不正にフォロワーを増やすアプリをシャットダウンすると発表している。
Instagramの担当者は「フォロワーを買う行為はコミュニティに害をなすものであり、偽物の“いいね”やフォロワー、コメントを増やすアプリは我々の利用規約に反している」とDeadlineに語った他、公式ブログにて「Instagramの初期から、私たちはコミュニティを守るために偽のアカウントを自動検出して削除してきました。今回のアップデートは、本物の人々が繋がった活気のあるコミュニティを維持するためのもう一つのステップです。Instagramの不正行為への対策は今後数週間に渡って更新されます」との声明を発表。フォロワーを増やすためだけの偽のアカウントを凍結し、不正なサービスを遮断するためのアップデートが継続的に行うという。
Twitterでも今年の初めに同様の動きが見られ、2億以上の活動していないbotアカウントが凍結されたことが話題となった。フォロワーを買う行為は有名人やブロガー、著名なユーザーなどが知名度を偽装するために用いられるが、今後そういった手段を用いることは難しくなってゆくと思われる。
これからSNSで人気を得るためには、不正なサービスを利用するよりも真っ当に自身の価値を高めていく方が良さそうだ。