警察官によって射殺されたシカゴの警備員Jamel Robersonの遺族をKanye Westが支援したことが明らかになった。
先日11月11日、Jamel Robersonは泥酔し銃を持った男を取り押さえたところを警察官によって射殺されるという悲劇的な事件によって命を落とした。TMZが報じるところによると、彼の遺族の負担を緩和するための寄付がGoFundMeにて呼びかけられていたが、なんとRobersonの事件を知ったKanye Westが15万ドル(約1700万円)の寄付を行ったのだという。当初呼びかけられていた寄付のゴール金額は1万ドル(約110万円)だったため、Kanyeが寄付した金額の大きさが分かる。
Robersonはシカゴのバーを警備していた際に泥酔しマナーを守らなかった客たちを退出させたところ、その内の一人が銃を発砲させたため取り押さえて警察を呼んだ。やがて警察が到着したが、取り押さえているRobersonを見て勘違いした警察官が彼に発砲、命を落としてしまった。地元シカゴで起こった悲惨な事件に、Kanyeも思うところがあったのだろう。
Kanyeは10月にもChance The Rapperが支持を表明していることで知られるシカゴ市長候補Amara Enyinaへ73500ドル(約800万円)の寄付を行なっている。どれだけ問題発言や奇行を重ねても地元シカゴにコミットし続けるところがKanyeらしさと言うべきなのだろうか。