今年、さんざん世間を騒がせてきた3人のラッパーがついにコラボを果たす。
その3人のラッパーというのが6ix9ine、Nicki Minaj、Kanye Westである。6ix9ineは周知の通り、これまで強盗や銃撃事件など数々のトラブルに巻き込まれてきた。そしてNicki Minajといえば、今年発表した自身のニューアルバム『Queen』を巡ってCardi Bを筆頭に様々なラッパー達とバトルを繰り広げ、物議を醸したのは記憶に新しい。Kanyeは今年怒濤のリリースラッシュを皮切りに、トランプ大統領への支持表明やホワイトハウス訪問など政治の世界に介入したために、ファン達だけでなく多くの人々の反感を買ってしまった。
そんな3人が一堂に会して、曲を作ったというのだから話題性は抜群なわけだが、MVにも相当力を入れているようだ。関係者の1人からの情報では6ix9ineの所属するレーベルUniversal Music Groupはこの楽曲のMV撮影にあたって、これまで48万ドル(約5000万円)もの金額をつぎ込んでいるとTMZが伝えている。
なぜこんなにも法外な額になっているかというと、撮影に使用する邸宅のインテリアや窓、床などを6ix9ineのイメージカラーである虹色にカラーリングしているのが大きな要因なようだ。
そして、すでに48万ドル(約5500万円)もの費用がかかっているこのMVに更なる費用がかかる可能性が出てきてしまった。
先週火曜日、6ix9ineとKanyeはMV撮影のためにビバリーヒルズのとある邸宅を訪れていたのだが、その邸宅が銃撃を受けたのだ。
TMZが入手した防犯カメラの映像には、2台の車とともにやってきた2人の人物が邸宅に向けて、発砲している様子が写っている。
そして、発砲された銃弾のうちの1つが、Nickiが控え室として使用する予定だった部屋に到達したものの、幸運にもその時彼女はその部屋にいなかったとのこと。6ix9ineとKanye Westの2人も無事だったようだ。
今回、銃撃によって損傷を受けてしまったため、修復の費用がさらにかかることになってしまったわけだがこんな大金がつぎ込まれたMVはどのような内容になっているのだろうか。