今やヒップホップファンならずともお馴染みとなった歌詞データベースサイトGeniusが、Apple Musicとパートナー契約を結んだことが明らかになった。
この契約によって、本日よりGenius内にApple Musicのプレーヤーが表示されるようになり、Geniusで歌詞を閲覧しながらApple Musicで音楽を聴くことが可能になった。また、Apple MusicにもGeniusのデータベースより「数千の」歌詞のデータが提供されたため、Apple Musicにて歌詞を表示出来る楽曲の数も格段に増えたようだ。
GeniusはかつてSpotifyとも契約を結んでいたが、その際Geniusの最大の特徴である歌詞注釈機能を使用することが出来たのに対し、Apple Musicでは歌詞のみが表示される仕様となっておりアノテーションを閲覧することは出来ないという。
GeniusのBen Grossは「Geniusを見ながらApple Musicで音楽を聴けるのは夢のような体験になる。私たちはApple Musicを公式のプレーヤーに採用したことを誇りに思うし、Geniusの歌詞をあの素晴らしいプラットフォームに提供できることに興奮していいる」と喜びを口にしている。
Geniusで歌詞や情報を読みながら直接Apple Musicから音楽を再生できるのは、Apple Musicユーザーの音楽ファンにとって願ってもない話だろう。この機会にディグの幅を広げてみては?