言わずと知れたトップDJのDiplo率いるMajor Lazer。2008年から現在に至るまでダンスミュージックシーンのトップを走り続けてきたこのユニットが、次回作で活動を終了するという。
Complexのインタビューに登場したDiploは、グループが10周年を迎えたことについて話題が及ぶと「音楽の移り変わりは早い。新しいラッパーが出てきて、2年しかキャリアが続かないヒップホップサイクルにいるようだ。俺たちには常にシーンにとって適切でいられる力がある。これが良いDJの条件だ。音楽を愛しているから、1つのスタイルに拘る必要が無いんだよ」と目まぐるしく移り変わるシーンの中で長く活動を続けられた理由を語ったが、「この10年間で俺たちが作った音楽の中にはみんなが聴いてないものが沢山あるよ。来年は俺たちの最後のアルバムが出るから、今後も色々なことをしなきゃいけない」と、次回作がMajor Lazerの最後のアルバムになることを明かした。
Major Lazerを終了する理由については「LSDやSilk Cityのようなサイドプロジェクトがあるから」とのこと。多くのプロジェクトを抱え、Major Lazerまで手が回らなくなったという。
今月リリースされたMajor Lazerの『Afrobeats』はアフリカに接近していたDiploの集大成とも言えるアフリカのアーティストたちをフィーチャーしたDJミックスだったが、最後のアルバムとなるかもしれない彼らの次回作は果たしてどのような作品になるのだろうか?