BehringerがRolandのドラムマシーン『TR-909』のクローンモデル、『RD-909』を展示し話題になっている。
Rolandの『TR-909』を模してBehringerが製作したこのクローンは『RD-909』と名付けられ、今月開催された北米最大規模のシンセイベントKnobconにてプロトモデルが展示されていたようだ。
こちらがオリジナルのRoland『TR-909』
馴染み深いRoland『TR-909』に搭載されていた10個のドラムサウンドに加えて、Behringerバージョンのものには独自のアナログオーディオ出力端子、64ステップシーケーンサー、“Wave Designer”機能やアナログフィルターが搭載される予定。まだ他にも機能は追加予定であり、従来の『TR-909』の機能をさらに充実させたクローン機を目指しているようだ。
この『RD-909』はBehringerが製作したクローン2機目。以前にも名機『TR-808』のクローンモデル『RD-808』の実機を公開していた。他にも名機のクローン開発を並行して着手していて、クローンシリーズを展開しようとしているという噂も。Behringerは昨年頭に、Minimoogのコピーモデルを販売し「名機への冒涜である」と非難を受けている。
果たしてこれらのコピーモデルの販売は実現するのだろうか。