テニスの全米オープンで初優勝を成し遂げた大坂なおみ選手。ハイチ系アメリカ人の父と日本人の母を持つ大坂は日本に初のグランドスラムシングルス優勝をもたらした。
決勝では対戦相手で、大坂もリスペクトするセリーナ・ウィリアムズが、審判に暴言を吐きペナルティーを課されるなど、荒れた展開となったが大坂は集中力を切らさずに見事にストレート勝ちを収めた。
この大会で大坂は決勝戦を含めた7試合で1セットしか落とさないというほぼ完璧な勝ち方をしてきたが、その陰にNicki MinajとEminemがいたようだ。KOHHの楽曲で日本語を学んでいるというエピソードも知られている大坂は、大のヒップホップ好きでPeopleのインタビューに対し「Nicki Minajの最新作『Queen』を大会中に聴いていた」と述べている。
大坂は勝ち続けているときは同じアーティストしか聴かないで、負けたときに別のアーティストに変えると述べており、今大会ではNickiだけを聴き続ける予定のはずだったが、Eminemがアルバム『Kamikaze』をサプライズリリースしたため、この2作品を交互に聴くようにしたという。
2人のアーティストを交互に聴くのが新しい大坂のジンクスになるのだろうか。「本当にヒップホップとラップに入れ込んでいる」という大坂が次に聴き続けるアーティストは誰になるだろうか。