大きなブレイクによって短期的に成功するミュージシャンはシーンに数多く存在するが、長く活動を続けていって長期的な成功を収める者はそう多く無い。そのような状況の中で、Billboardのインタビューに応えたFrench Montanaが、音楽活動を長く続けて行くためのコツをDiddyに教わったことがあると明かしている。
French Montanaは、「俺がDiddyから学んだのはラップをしなくてもいいってことだよ。Puffyはまだラップしてるけど、それがビジネスになったら、ラップは音楽を愛し続けるためにやめてもいいものだ。金が入ったら、ツアーをやらなきゃいけないような奴らがいる。5年くらいツアーに出てオフの時間を持って、音楽を作るのが好きだから戻ってくるんだ」と、自由に活動をしていくことの大切さを彼に教わったとしている。
音楽ビジネスによってシーンの中でも有数の成功を収めた者として知られているDiddyだが、音楽を愛するために自由な活動をすべきだと発言しているのはやや意外な印象を受ける。音楽を仕事にしているとどうしてもそれがビジネスであるという感覚になってしまいそうだが、そうなってしまうと長く活動することが不可能になるとDiddyは言いたいのだろう。
現在音楽活動をしていて、音楽とビジネスの間で悩んでいる人はDiddyのアドバイスに耳を傾けてみては?