約2ヶ月前に銃撃を受け、21歳の若さで亡くなったJimmy Wopo。
そんな中、彼が所属していた、地元ピッツバーグのギャングThe 11 Hunnit Gangが起こした事件の起訴状に彼の名前が載っていたようだ。
その起訴状はThe 11 Hunnit Gangのメンバーがライバルギャングのメンバーを殺害した事件に関するもので、Wopoは何かの容疑に問われているわけではないものの、ライバルギャングへの暴力を指示したとして名前が書かれたようだ。
Wopoの弁護士であるOwen Semanはこう語っている。
“JimmyがThe 11 Hunnit Gangと繋がっていたのは周知の事実だ。だが彼が指示をしたというのは最近ではないだろう。”とWopoを擁護した。
どうやらWopoはThe 11 Hunnit Gang内では上の立場だったと見られており、起訴状にも、
「地域で人気のラッパーだという悪名により、T.S.はグループ内で多大な影響力を持っていた」と書かれている。T.S.というのはWopoの本名であるTravon Smartのイニシャルだ。
この文以外にも起訴状にはT.S.の文字が何度も登場する。
弁護士のSemanはWopoがライバルギャングへの攻撃を指示したと起訴状に書かれていたことが彼の死を早めたのだろうとも主張している。
「私は人々がこれが最近起こったことだという印象を受けているように感じる。彼は本当に外に出ようとしていたんだよ」とWopoがピッツバーグから出ようとしていたことを明かした。
実際、彼は生前、Wiz KhalifaのTaylor Gangと契約を結ぶ準備をしていたらしくSemanもピッツバーグを出ることをすすめていたらしい。
もし、Wopoがピッツバーグを出ていたら、彼が死ぬことはなかったのだろうか。