先日Lil Pumpと共にリリースした”Nephew”も好調なSmokepurppが、自身の名義を「Purpp」に改名することを計画していると明かした。
Complexの番組「Open Late」に登場したSmokepurppは、「俺はいつもウィードを吸ってるんだ。名前もSmokepurppだしな」というジョークを飛ばした流れで、唐突に「俺はもうすぐ名前をPurppに変えようと思ってるんだ」と発言。
「名前から”Smoke”を外したいんだ」と、シンプルな名前で活動していきたいという意思を示した。「みんなは俺のことを”Smokepurpp”とか”Lil Purpp”って呼ぶけど、今はそこら中に”Lil”が沢山いるだろ。だから、俺はただの”Purpp”になりたいんだ」とSmokepurppは語っている。
名義を改めようとするラッパーは増えており、Young Thugが「SEX」に改名することを宣言するなど半ばネタと言えるようなものから、Rich Chiggaが差別用語の含まれた名前を嫌い「Rich Brian」に改名したことや、Lil Xanがザナックスを辞めたことをきっかけに本名の「Diego」という名義で活動していくことを宣言するなど、真面目な理由で改名しようとする者もいる。また、Smokepurppの盟友であるLil Pumpも、理由は全くもって不明だが今年の4月に名前を「Jet Ski」に改名すると宣言していた。
にわかに盛り上がる若手ラッパーの改名ブーム。SoundCloudなどインターネット出身のラッパーを中心に盛り上がりを見せる現在のシーンにおいては名義をジョークやハンドルネームのような感覚で決めることも珍しくなく、また「Lil」のついたラッパーも数多く存在している。そのため、後から名義を変更することでアーティストとしてのプライドを示すことや、他との差別化を図ろうとするラッパーが増えてきているのかもしれない。
変更を宣言するだけにとどまり実際には以前の名義で活動し続けるラッパーも多いが、果たしてSmokepurppは本当に「Purpp」になるのだろうか?