先日、カナダにおいて娯楽目的のマリファナの使用が合法になる予定であることを取り上げたが、イギリスでは医療用のマリファナが合法になるようだ。
イギリス内務省は現地時間7月26日に、マリファナ由来の薬を処方箋として処方することが可能になる方針であることを公式に発表した。これにより、医師が患者達にマリファナを薬として合法的に処方できるようになるというわけだ。
内相のSajid JavidはIndependentのインタビューに登場し、今回の合法化について語っている。
「病を患っている最近の子供達は、我々の大麻由来の薬に対する姿勢が間違っていたことを気付かせてくれた。医療用大麻は患者の特例的な治療を手助けしてくれるだろう」と医療用大麻に期待していることを明かした。しかし、Javidはすかさず、娯楽目的の大麻使用の合法化が近いわけではなく、そのような合法化の第一歩でもないと釘をさしている。
イギリスではこれまでも何度か医療用大麻の合法化を求める署名が行われており、ある署名運動では4ヶ月で24万もの署名が集まったこともあった。