Drakeなどが積極的に楽曲にも取り上げたことで、アメリカのヒップホップシーンでもここ数年で度々ピックアップされるキーワード「ダンスホール」。特に夏はトロピカルなダンスホールフレイバーをまとった楽曲がアメリカだけではなく、本国ジャマイカはもちろんアフロビーツと融合してイギリスでも大きなムーブメントとなっている。
地球温暖化も相まってなのか、世界ダンスホール化が進む昨今の状況を紹介するためにFNMNLでミニ特集を敢行。
まず第1弾は8/17(土)に代官山Saloonで開催されるパーティー『RIDDIM GOLD』とのコラボ企画。様々なフィールドで活躍するメンツが「ダンスホール・レゲエ+α」をテーマにプレイを披露するこのパーティーの出演者たちが選ぶ灼熱のダンスホールチューンを14曲ご紹介。簡単には括ることのできない幅広いダンスホールの世界への入門編にぜひチェックを。
Info
2018/08/17(金)
「RIDDIM GOLD」
at 代官山Saloon
Open: 23:00
Entrance: ¥1,500
DJ:
1TA (Bim One Production/Riddim Chango Records)
Grandivaa (Vulgar Science)
GUNHEAD (HABANERO POSSE/OZROSAURUS)
Jah Shakke & Wardaa 21
MARS89 (The Chopstick Killahz)
Okadada
UKD (Double Clapperz)
(A to Z)
1. SEEKERSINTERNATIONAL - "TrustinDigikal"
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ローファイダブ、アンビエントダンスホール、変拍子ジャングル、似た者ゼロ (okadada)
2. T.O.K - "Goodas (20 Cent Riddim)
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世代的にDiwalli,Coolie Danceはレジェンドすぎるので除外して…リディムカルチャーをはじめて意識したのはこれのような気がする、それにしてもこの時期のGreensleevesは無敵 (okadada)
3. Stefflon Don - "16 Shots"
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個人的に、ここ数年で最も印象に残った曲のうちの一つ。2018 XXL Freshman Classにも選ばれてましたね。(GUNHEAD)
4. Busy Signal - "Hot Spliff"
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トラックが独特で癖になってしまった曲。映像はタイトル通りな感じです。(GUNHEAD)
5. TJ Records - "World Vibes Riddim"
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2018年の夏のテーマリディムでお願いします。動画はカーテルですが、この手のメローダンスホールリズムに乗る歌い手ではWayne Wonder優勝率高し。もうだいぶオジさんですけどいい声いいメロディ。(1TA)
6. Miss Red - "Dagga"
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Bim One Productionのフィーチャリングでも馴染みある、イスラエル出身のMiss Redのニューアルバム『K.O』からのシングルカット。The Bug全面プロデュースの元、互いのダンスホール・ラバーでクリエイティブなセンスが摩擦して出来上がった2018年型キラー・ダンスホール。(1TA)
7. Coldcut - "Boogieman feat. Amiri Baraka"
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Coldcutの『Sound Mirrors』に収録の一曲。いつの間にかUKサウンドにハマってた学生の頃にこのアルバムをよく聞いてて、その頃からずっとDJでかけてます。(Mars89)
8. Leftfield - "Inspection (Check One) Maffi Mix"
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LeftfieldのLeftismはUKサウンドにハマったきっかけの一つで、そのRemix盤に収録されてる曲です。原曲のレイヴィーなブレイクビートも大好きですが、JahtariのMaffiによるストレートなDancehall remixもかっこいいです。(Mars89)
9. Nasty Jack - "Sky Juice Riddim feat. Flowdan, Skepta, Teddy Bruckshut"
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ウエスト・ロンドンのGrime MC/プロデューサーであるNasty JackがLogan Sama監修のもと2008年に発表したアルバム『Shotta Music』からの1曲。BPMは140とグライムマナーだが、トラックは質感含め完全にダンスホール。若きFlowdan、Skepta、そして皮膚ガンで惜しくもこの世を去ってしまったTeddy Bruckshut a.k.a Storminがフューチャリングに名を連ねるなど豪華な1曲。(UKD)
10. NPLGNN - "Weaponized Riddim"
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イタリアはナポリ出身のインダストリアル/テクノプロデューサーNPLGNNが、YoungEchoメンバーであるOssiaが率いるミュータント・ダンスホールを推進するブリストル発レーベルLAVALAVAからリリースした一枚。まさにハードコアダンスホールと呼べるこのサウンドは是非爆音で鳴らしたい。超パンク。 (UKD)
11. 45DIBOSS × DJ NA - "DAY ONE"
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ジャマイカのdeejay、45DIBOSSとnguzungzuの一員DJ NAによる共作で彼らのレーベルdise recordsからのリリース。夏!海!ギャル!みたいなPVも良く、イベントの趣旨に沿った内容の一曲。(Grandivaa)
12. Bad Gyal - "Internationally(Prod. Jam City & Dubbel Dutch)"
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スペインの新星Bad GyalがJam CityとDubbel Dutchを迎えた一曲。キャッチーなメロディだがどこか既存の曲とは一線を画す雰囲気に仕上がっている。今後のリリースからも目が離せない。(Grandivaa)
13. Tinashe - Me So Bad feat. Ty Dolla $ign, French Montana"
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ダンスホールレゲエ的濃度は薄いですが、自分は今年3月にリリースされたこちらの曲を選びました。女性も男性も咽び泣き&咽びワイニー必至のサビはもちろん、出番は少ないながらいいトコ持ってくフレンチ・モンタナ氏、タイ・ダラー・サイン氏のさすがなセクシーっぷりと聴きどころの多いナイスチューンだと思います。テニスコートでダンスに興じるティナーシェさんが素敵なミュージックビデオも併せてぜひ。I Want a Better Bassline! I Want a Better Bassline!! (Jah Shakke)
14. M.O x Lotto Boyzz x Mr Eazi - “Bad Vibe”"
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Kのガールズグループ、M.Oが真冬にリリースしていたバーミンガムのラップデュオLotto Boyzzと、アフロビーツシーンの最重要アーティストの1人Mr Eaziをフィーチャーしたビッグチューン。シンプルで余白のあるトラックに、キャッチーなフックとメロウに煽るフロウがたまらないハイブリッドさ。ピーキーだけどまあ夏だしこれくらいは許してよという感じにプレイしたい。(Wardaa 21)