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Wiz Khalifaがニューアルバムで韓国人差別をしたとして釈明

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先日、待望のニューアルバム『Rolling Papers 2』をリリースしたWiz Khalifa。
そんな中、新アルバムに収録されている1曲“Hot Now”のなかの一節がちょっとした問題になっているようだ。

その一節というのがこの部分。“I'm a different type of being/Drive the type of whip your bitches like to be in/Smoke got my eyes lookin' Korean”

Wiz Khalifaといえばシーンきっての大麻好きラッパーとして知られているが、上記の一節の最後の部分で彼は、「大麻を吸うことは俺の目を韓国人の目みたいにしてしまう。」とラップしている。要するにWizは自分は大麻を吸うときに目を細めてしまうと言いたかったのだと思うが、これが人種差別的だとして批判を浴びているようだ。

これを受けWizは、The Breakfast Clubに出演した際にこのように釈明している。「冷静になってくれ、俺は人種差別主義者じゃない。俺は全ての人種を愛している。俺には韓国人の友達もいるし、そいつは別に怒っていない。だから、俺はそういう批判をしている人達を知らないんだよ」と疑惑を否定した。

このような問題は以前にもあり、アトランタを代表するラッパーの1人であるJeezyは2008年にリリースされた自身の楽曲“Amazin”の中で、“Cause bitch I'm amazin'/Look what I'm blazin'/Eyes so low/Yea I look like an Asian,”とラップし、物議を醸した。

Wizは韓国人の友達がいると釈明しているが、これは黒人差別をした人が“私には黒人の友達もいる”と言っているのと同じことでいまいち説得力に欠ける。
彼自身もこのような批判が巻き起こるとは思っていなかっただろうが、これ以上の騒ぎが起こるのを防ぐためにもしっかり謝罪したほうがいいだろう。

ヒップホップの世界では黒人と白人の差別の問題がよくフォーカスされがちだが、アジア人差別の問題も根深いことを忘れてはならない。
新たな作品を発表した途端に、騒動を起こしてしまったWiz Khalifa。この論争はどのような結末を迎えるだろうか。

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