インドネシア出身のラッパーRich Brian。Rich Chigga名義の時に発表した"Dat $tick"がネット上で大きな話題となり、今では、世界にその名を轟かしているヒップホップレーベル88Risingの一員として日々楽曲制作にいそしんでいる。
今回、BrianはSSENSEのインタビューに登場し、デビューから現在までのキャリアを振り返っている。
まず、ネットの有名人とリアルの有名人のどちらになりたいか聞かれた彼は、「俺のゴールはメインストリームに行くこと。アジアの若者が自分自身でいられる道を切り開きたいっていうのがあるから。アジア人で本当に尊敬できる有名人はこの業界にいないしね」とリアルの方を選び、アジアを代表するラッパーになる野望を語った。彼は幼い頃からインターネットと触れあい、インターネットでのし上がった人間なので、次はリアルの方で有名になりたいと考えるのは妥当かもしれない。
そして、スターに夢中になったことはある?という質問に対しては、「生まれて初のスタジオセッションがPharrellと一緒だったんだ。それまで一度もスタジオで誰かと一緒に作ったことがなくて、俺はとにかくレッドブル飲みまくってた。普段は歌詞を書くのは速い方じゃないけど、Pharrellといると、今すぐにこれをやらなかったら俺は死ぬなって気がしたよ」とPharrellの名を挙げた。
そのほかにも彼は、"Dat $tick"でのダサいスタイルの話や、自身が思う最悪の服装など、ファッションのことについても語っている。
来週7/20(金)には88Risingのコンピレーションアルバムもリリースされる予定で、そのレーベルの仲間達とのHead in the Cloudsツアーも控えている。
Rich Brianはこのままスターダムを駆け上り、私たちアジア人の観たことのない景色を見せてくれるだろうか。今後も彼の活躍から目が離せない。
インタビューの全文はSSENSEで読むことが出来る。