Lil Yachtyはデビューしてから、着実にラッパーとしてのキャリアを歩み、今ではアメリカを代表する若手ラッパーの1人となったといっても過言ではないだろう。
しかし、リスナー達は忘れているかもしれないが、そんな彼もいまだ20歳の1人の若者なのだ。
Lil YachtyはBig Boyがホストを務める『Big Boy TV』に出演し、自身の生い立ち、そしてスターになるまでの道のりについて語っている。
インタビューのなかで彼は、今、中学校や高校の友達10人とシェアハウスしていることを明かした。そのことについてYachtyは、「俺は友達と生きていかなければならないんだ」と述べ、その理由について聞かれると、
「ひとりぼっちになりたくないんだ」と現代の若者らしい一面を覗かせた。Yachtyが言うには、彼が学生時代の友達といるときは、業界の友達といるときとは違って、自分がLil Yachtyだということを忘れられるとのこと。
Big Boyはそれ以上掘り下げることはしなかったが、弱冠20歳にして沢山のライブやレコーディング、メディアへの露出で多忙な彼にとって、学生時代の気を遣わなくて済む友達が貴重な存在であることは間違いない。
一昔前のラッパー達が孤高の存在であることを重要視していたのとは対照的に、Yachtyのひとりぼっちになりたくないという考え方は現代のラップシーンを表していると言えるだろう。