故XXXTentacionやTrippie Reddなど、現在シーンの中心にいるラッパー達の中には、悪魔崇拝の描写を歌詞やMVに入れるラッパーが多いことは周知の事実だろう。Lil Uzi Vertもその1人で、そのスタイルはコンサートでも変わらないようだ。
Lil Uziは先週末にロンドンで行われたWireless Festivalに出演し、自身の代表曲“XO Tour Llif3”をパフォームする際に、ファン達にメッセージを送った。
歓喜しているファンに向かってLil Uziは、「今、天国に向かっている奴なんて誰ひとりいない。明らかにお前らは俺と一緒に地獄に落ちてるんだよ。」と彼らしいMCでさらに客を沸かせ、その後、曲が始まっても話を続けた彼は、
「もうすでにお前らは地獄にいる。ごめんな。お前らはもう出られない。閉じ込められてるんだ。終わりだ。お前らがこの曲を100万回聴いていようが、知らなかろうが、とにかく俺はお前らを愛している」と独特な表現でファンへの愛情を述べた。
Lil Uziが2017年にリリースした楽曲の1つに“444+222”があるが、これは悪魔の数字と言われる666を表しており、新約聖書における獣を表す数字でもある。加えて、彼が最も敬愛しているアーティストが悪魔崇拝者であるMarilyn Mansonであることも少なからず影響を与えているのかもしれない。Mansonは以前、インタビューでLil Uziの次のアルバムに参加予定であることを明かしており、親交が深い。これらのことからもLil Uzi Vertは悪魔崇拝と近い関係にあるのは事実だろう。
ちなみに、昨日、FNMNLでも度々取り上げてきたJuice WRLDとLil Uzi Vertのコラボ楽曲“Wasted”がリリースされたので、聞いてみてはいかがだろうか。