昨年の"Bodak Yellow"の大ヒットで、一躍トップスターの仲間入りを果たしたCardi Bがまたしても偉業を達成した。
全米シングルチャート1位を獲得した"Bodak Yellow"でCardi Bは全米シングルチャート1位を獲得した史上5人目の女性ラッパーとなったが、デビューアルバム『Invasion of Privacy』に収録されていた、"I Like It feat. Bad Bunny & J Balvin"が最新のチャートで1位を獲得した。
これによりCardi Bは史上初めて複数の曲を全米シングルチャート1位に送り込んだ女性ラッパーの栄誉を獲得したとBillboardが報じている。
"I Like It"は、ラテン系のアーティストPete Rodriguezが1967年にリリースした"I Like It Like That"をサンプリングしており、これまでにThe Blackout AllstarsやTito Nievesなどがカバーしたことでも知られている。元々ラテン系のルーツを持つCardi Bと共にフィーチャーされているラテンシーンのトップアーティストBad BunnyとJ Balvinの2人にとっては今回が初めての全米チャート1位獲得となり、グローバルな広がりをみせるラテンシーンを象徴するヒットチューンともいえそうだ。