毎年の恒例企画であるXXL Freshmanが先日発表され、Lil PumpやSmokepurpp、Blocboy JBやSki Mask The Slump Godなどのラッパーが表紙を飾ることになったが、これについてJoey Bada$$と2 Chainzがコメントしている。
Complexの番組”Open Late with Peter Rosenberg”に登場したJoey Bada$$は、今回選ばれたメンバーについて「今回選ばれたみんなにはとても才能がある。俺が言いたいのは、XXLの未来は明るいし、俺はそこにいる全員が大好きだ。俺の意見としてはそこにもう何人かいて欲しかった人はいるけど、彼らにとっては必要なかったってことだろう。」と述べている。
自身も2013年のFreshmanに選ばれた経験のある彼は6ix9ineとLil Skiesの二人をリストに含まれるべきだったメンバーとして挙げており、Lil Skiesが辞退したことについては、「いいと思う。それは彼のキャリアを傷つけないだろうし、選ばれたのに辞退したことによってより目立つことになったから。」とあくまでも好意的なコメントを残した。
2 ChainzはInstagramにて今年のFreshmanについて言及し、「Lil Baby、6ix9ine、Tee Grizzley、Moneybagg Yo、NBA Youngboyは選ばれるべきだった」と語り、「この表紙は絶対じゃないけどみんなリスペクトしているし、俺もきっと何人か忘れてるだろうけど名前を挙げたやつらはチェックし続けるべきだ」と五人へのエールを送っている。
現在のヒップホップにおいて重視される大きな要素にネット上でのバズがあり、今年のFreshmanはその傾向が如実に現れたものだといえる。SoundCloudラップシーン出身のラッパーが大多数を占める今回の人選には賛否両論が見られるが、Joey Bada$$の好意的なコメントや2 Chainzのようなベテランがそのようなシーンの現状に対しリスペクトを見せているのは興味深いといえるだろう。