現在のヒップホップシーンで最も成功しているビートメイカーのMetro Boominのビートを聴くことはもうできないのだろうか?
Complexの指摘によればMetro BoominはInstagramの投稿を全て消去し、ストーリーに「ラップからは引退した」という投稿をアップ。さらに現在は消去されているが、自己紹介欄にも「引退したプロデューサー/DJ」と記載されていた。
Metro Boomin says he has retired from rap ? pic.twitter.com/6WT5cqFdZ0
— HIP HOP FACTS (@iDailyRapFacts) 2018年4月13日
確かに今年になってMetro Boominの活動は鈍ってきており、めぼしいヒットチューンもリリースされていないし、Metro自身のSNSでの活動も消極的になっていた。彼のTwitterは昨年の12月に投稿されたいつもの挨拶"Thank God for the day!"という投稿で終わっている。その後本日になって、Metro引退を報じるツイートに対し「Metroはラップシーンだけからの引退を示唆しており、他のジャンルに足を踏み入れようとしているんだと思う。本当のMetroが始まる」という21 SavageのマネージャーのツイートをRTしている。
I think (and hope) this means retiring from “Just” rap and diversifying the resume by stepping into other genres. Really Metro just getting started, which is scary. https://t.co/zfagDBDYQy
— Kei Henderson (@keiopensdoors) 2018年4月13日
ラッパーにとって引退後に即復帰というのはよくある話だが、慎重なMetroの性格からしてなかなかそうした大言壮語を吐くとも考えづらく、新たな展開が待ち受けているのだろうか?ラップシーンに彼は信頼を置けなくなってしまったのか。詳細な発表が待たれる。